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リンパドレナージ

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リンパドレナージを受けるには

リンパドレナージを受けるには

がん治療後の慢性疾患は対象外という病院は多く、リンパ浮腫を発症してから「どこで治療したらよいのかわからない」という、行き場をなくしてしまう患者さんが少なくないというのが現状です。リンパドレナージセラピストは、リンパ浮腫に対して医学的に正しい知識や技術をもって施術を行います。また、リンパ浮腫治療については、健康保険の適用が可能です。

悪性腫瘍の治療でリンパ節の外科的処置をした。放射線照射をした。急性炎症(蜂窩織炎・リンパ管炎)。静脈疾患に伴うもの(慢性静脈不全)・外傷(足関節捻挫・手術)なによりリンパ浮腫が発症してしまうことがあります。

この行き場をなくしてしまったリンパ液を発症早期から適切な生活指導・治療を行えば 悪化させることを防止し 浮腫を軽減させることができます。 リンパ浮腫でお悩みの方は、是非当院にご相談ください。

リンパドレナージ認定セラピストとは

リンパドレナージ認定セラピストとは

医師・看護師・理学療法士・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師のいずれかの国家資格を持ち 「医療リンパドレナージセラピスト養成講習会」で終了試験の合格により「医療リンパドレナージセラピスト」の資格を得ることができます。

医師の診断および指示に基づき 患者さんやご家族への生活指導や 「複合的理学療法」を複合的に用いて、リンパ浮腫や慢性静脈疾患などが原因の局所性浮腫なに対して治療することができる施術者のことです。

リンパ浮腫について

リンパ液の流れが滞り組織間隙(細胞のすきま)にタンパク質や水分がうっ帯した状態のことをいいます。
リンパ浮腫の発症はふたつに分けられます。

1.原発性(一次性)

はっきりとした原因がない。リンパ節やリンパ管の発育不全や圧迫・閉塞などによる浮腫。

2.続発性(二次性)

乳がん・子宮がん・前立腺がんなどの外科的療法やリンパ節の郭清・放射線療法の後遺症・静脈疾患・寝たきりの状態による浮腫などがあります。

症状について

むくみは術後すぐに生じてくる場合もあれば、5年後・10年後に発症する場合もあります。
症状はゆっくりと進行しますが、適切な治療を受けず放置すると、蜂窟織炎(ほうかしきえん)などの合併症を引き起こすことがあります。
また、炎症を繰り返すと組織の繊維化が進み象皮症(ぞうひしょう)やリンパ液が皮膚から出てきてしまうなど重症化する恐れもあります。

リンパ浮腫の改善には早期発見・早期治療が必要になってきます。
リンパ浮腫の治療において自己判断はとても危険です。間違った治療・マッサージ(エステ、美容リンパマッサージ)、症状に適さない弾性着衣によって浮腫が増加することがあまりす。

リンパ浮腫治療法

リンパ浮腫は発症するとなかなか治りにくく、軽減させるための効果的な治療方法がありませんでした。
しかし、近年では「複合的理学療法」という治療法が知られるようになり、多くの方々がむくみの苦しみから解放されています。当院も「複合的理学療法」を導入し、下記のような内容でリンパ浮腫の治療を専門的に行っております。

  • スキンケア(※1)
  • 医療徒手リンパドレナージ
  • 圧迫療法(弾性包帯・弾性着衣)
  • 排液を促す運動療法(圧迫下において)
  • セルフケア(※2)の指導

※1:スキンケアはセラピストが行います。リンパ浮腫の患肢を問診・視診・触診をして保湿ケア・皮膚トラブルがないかを確認してアドバイスをします。

※2:セルフケアは患者さん自身が行います。セラピストが以下を指導、アドバイスします。

  • 弾性包帯の巻き方
  • 患者さん自身ができるドレナージのやり方
  • 日常生活でリンパ浮腫が悪化しないための指導